1964earsのカスタムIEM、64 AUDIO Standard Cableにリケーブル

1964 EARS V8というカスタムIEMを利用しているのだが、2015年にブランドが64 AUDIOへ変更された。1964 EARS V8の2pinのピンが折れてしまったので64 AUDIO Satandard Cableにリケーブルをした。

1964 EARS V8のリケーブル

以前に比べるとリケーブルの選択肢が非常に増えてきている。ただユニバーサル向けのリケーブルも増え、メインストリームはMMCX端子のような気もする。ケーブルが壊れたとき、中華オーディオメーカーYinyooのYYX4745(OFC 16芯 銀メッキ)と同じくYinyooのYYX4821(純銀 8芯)のケーブルを試しに購入して利用していた。

リケーブルはできればワイヤーが入っていないものでL字の3.5mmステレオミニプラグで探していた。モバイルなので取り扱い易さを重視したかった。

Yinyoo YYX4745(OFC 16芯 銀メッキ)

ノンワイヤー、ストレートケーブル、16芯だがそこまで太くなくケーブルが柔らかく取り回しがしやすい。イヤホンのケーブルの色がホワイトって初めて使ってみたがちょっとイマイチなのと結構目立つ。ケーブルの重量がないのでそこまで取り回しは悪くないのだが。

情報量は多く、中音辺りが前に出てくる感じだろうか。解像感は良い。

YinyooのYYX4821(純銀 8芯)

YYX4745(OFC 16芯 銀メッキ)よりもちょっと細くて取り回しは良い。タッチノイズもない。両ケーブルともに2pinのプラグは若干でかいのがデザイン的にちょっと。分岐部分がカーボン柄でちょっとだけかっこいい。

情報量はYYX4745に比べると減る感じがするが、解像感が高くてよい。個人的にはYYX4745よりもYYX4821のほうが中低音の解像感があって良いと思う。

ただし、いずれにしろシルバーのイヤホンケーブルが目立つ。2pinのプラグがかっこ悪い。

64 AUDIO Satandard Cable

なお名称は2019年9月から「Satandard Cable」から「Pfessional Cable(公式ページ)」へ名称が変更されている。線材は銅線の銀メッキ。基本的には64 AUDIOのイヤホンの標準付属品。可もなく不可もなくというグレードだろう。

耳掛け部分にはワイヤーが入っている。イヤホン側もDAP側もプラグはチープだがこのチープ感がいい。2pinプラグは斜めに出ているため装着したときにスッキリする。これが見た目的には良い!

YYX4745に比べると残念ながら情報量が減ってしまったか?傾向はYYX4821にちかいだろうか。ただタッチノイズも少なく取り回しもよいので当面はこのケーブルを使っていきたい。(ケーブルにエージングがあるとは思えないから耳が慣れただけだとおもうけど、多少使用すると解像感はよくなりました。)

1964 EARSに64 AUDIOを装着というやや純正風の構成になった。1964 EARS V8は2013年頃、当時カスタムIEMのドライバーがどんどん増えていく中、片耳8ドライバーという当時では珍しいスペックと、低音に厚みがある音が特徴だった。

先日、両者共に5,000円以下くらいの中華イヤホンを購入したが、BA型だったり最新の設計の進化を感じた。2013年当時15万円以上した1964 EARS V8ではあるが、音の傾向は違いどちらがよいかは難しいところがだ、KZ-ZS10 proの高音域の解像感や、KZ-ZS10の低音表現は目をみはるなと。

すでに1964 EARS V8の購入から7年程度が経過しようとしている。リケーブルで音質変化を楽しむのも良いが、そろそろ新しいカスタムIEMを作っても良いかなと思えた。

この記事を書いた人

hey

飽き性で色々なことに手を出しています。食べ歩きと買い物が趣味です。