続・高コスパの中華イヤホンKZ ZS10 Proのレビュー

KZ ZS10を購入したが思った以上に楽しいイヤホンだったので、KZの上位版の位置づけであるKZ ZS10 Proを購入した。名称からはKZ ZS10のアップグレード版だろう。「KZ ZS10 Pro」を購入したのでレビュー。

KZ ZS10 Proの特徴

KZ ZS10 PRO 重低音 kz イヤホン 高音質 イヤホン イヤモニ型 ハイブリッド イヤホン 1ダイナミック&4バランスド・アーマチュアを搭載 リケーブル可能 透明感であるシェルとフェイスプレートを採用 中華イヤホン

KZのイヤホンに多い1基のダイナミック型(D型)に4基のバランスド・アーマチュア型(BA型)の合計5基を搭載したD型+4BA型の5ドライバーハイブリッドイヤホン

初期に発売されたKZ ZS10の上位機種に位置づけられていて、搭載しているドライバ数は同じだが特に低音〜中音を担っているだろうダイナミック型がKZ ZS10からアップデートされているようだ。

細かく見るとBAユニットもKZ ZS10は50060+30095のデュアルBAユニットの2つ配置していたがデュアルBAユニットを廃止して、高音側を担っている30095をずらして配置しているようだ。多分オリジナルのBAで品番が変わっているがBAユニットもアップデートされているようだ。多分ネットワークも手が入っているだろう。

なお購入は日本ではAmazon.co.jpのお店が公式代理店扱いのようだ。あとはAliの公式ショップだろうか。色は3色。最近ブルーアルマイトのフェイスプレートが発売されたようで4色展開。

KZ ZS10のレビューは下記を参照してください。

KZ ZS10 Proの外観・付属品インプレッション

箱のサイズはKZ ZS10と同じ。付属品はほぼ一緒で交換用のイヤーチップ3種類(SML)と新しいピンに対応したケーブル。ケーブル素材は同じとみてよいだろう。本体になぜかM相当のイヤーチップが付属していた。付属イヤーチップは交換用のイヤーチップよりも若干装着感がよさそうだった。というか交換用のイヤーチップはペラペラでできれば別売りのイヤーチップを使ったほうがいいだろう。

ポーチやクリーニング用の用品はなく、KZ ZS10との比較は本体付属のイヤーチップがついているくらいでグレード含め変わらない。シンプルな構成だ。実際ポーチなどは不要だしイヤーチップは交換すればいいので本体のコスパが上がることは嬉しい。

イヤーチップはわかりにくいが、右側が本体付属のイヤーチップ。明らかに作りが違う。自分は浅くフィットさせたいのでLサイズを利用しているので今回の視聴では利用していない。

本体。ジェラルミンの表記があったので多分アルミ削り出しのアルマイトだろう。本体がKZ ZS10に比べると2周りくらい小さく重量があるので非常に持った感じは高級感がある。アルミ削り出し部分も面が取られているが結構角ばっていて金属感を感じやすい。

KZ ZS10に比べると設計がうまくいくようになったのかシェルの中にも空きスペースがなくピッタリとドライバーやネットワークが設置されていることがわかる。カスタムIEMなどのようにそれぞれのドライバから音を持ってきている感じはなく同じ空間で鳴っている感じだろうか。本体に微妙に穴が空いているのでそこで音質コントロールをしているのだろう。

シェルの透明度も高いし、本当なら金属プレートじゃなくて全面グレーの透明とかよかった。ちょっと金属プレートは目立つし切り込み部分のデザインがちょっと子供っぽい。イヤーチップを装着する部分は金属。このへんの穴も多少音質のコントロールをしているんだろう。

多分フェイスプレートはネジで止めてあるが接着されているだろうが、せっかくならフェイスプレート交換くらいできるようにしてくれると遊びココロがあっていい。UEのカスタムIEMにあるようなHALO加工みたいなのとか。

2pinプラグ互換はあるが出っ張りがある。個人的にはやめてほしいけど装着した感じはよい。

KZ ZS10 Proの視聴レビュー

過去のイヤホン遍歴は30本以上のイヤホン・ヘッドホンを購入。Ultimate Ears TRIPLE.FI 10、SONY MDR-EX800ST、SENNHEISER IE8、SENNHEISER IE800、64 audio 8ドライバーカスタムIEMと若干低音寄り、モニタータイプが好き。ヘッドホンはSENNHEISER HD750、AUDIO TECHINICA ATH-W1000Xあたりが好き。

金額感はSENNHEISER IE8 25,000円程度、SENNHEISER IE800 70,000円程度、64audio 190,000円程度。KZ ZS10 4,500円。KZ ZS10 Pro 5,700円。今回は主にKZ ZS10と聴き比べしました。視聴環境はMacbook 12-inch Early 2016にALAC音源。

ファーストインプレッション

最初に繋いだときからいい音だなと言う感じ。KZ ZS10は最初低音偏重の高音がバラバラな感じだったが、バランスが良い。ただどこかしら定位が安定しないと思ったらケーブルがLとRが逆でした。元に戻すと高音に若干まとまりがないもののKZ ZS10に比べると中高音が前に出てきている感じでパッと聴いた感じはよく聞こえる。

KZ ZS10に比べると低音が少しおとなしくなった気がするが全体的にはバランスが非常に良い。中高音は同じドライバを使っているとは思えないように量が多くなり解像感が増したように思える。特にボーカルが前に出てくる感じと艶やかさが圧倒的にKZ ZS10よりよい。低音の量は減ったがきちんとバスドラムなど表現してくれている。複数ドライバーのBAイヤホンの傾向に似ている。個人的にはもう少し低音担当のドライバーに仕事してほしいか。

KZ ZS10の違和感が取り払われて、メーカーが謳う通りKZ ZS10のアップグレード版のKZ ZS10 Proという名にふさわしいイヤホンに仕上がっていると思う。他のKZのイヤホンはわからないのがKZ ZS10のアップデート版というよりKZの上位機種という方が正しいかもしれないが。

インピーダンスが低く、能率も高いので音量が取りやすいのもよい。

装着感について

こればかりは個人差があるが、KZ ZS10に比べてKZ ZS10 Proは2周りくらい小さいこともあって非常に装着感が良い。長時間つけていてもKZ ZS10に比べて耳が痛くならない。非常に良いと思う。結構カスタムIEMに近い装着感だと思う。

大きめのLサイズのイヤーチップで浅めに挿入するのが自分にはよかった。Mサイズで奥まで挿入でもよいが長時間装着していると痛くなりそう。

KZ ZS10 Proの総評

まずKZ ZS10に比べて音質がかなりアップデートされている。また装着感が非常に良くなった。音の傾向は似ているのでKZ ZS10が好きならば若干キャラクターが変わるがアップデートする価値はある。なお自分が買ったときはなぜか15%オフでほとんどKZ ZS10と同じ価格だったが、通常価格でも+1,000円程度であればKZ ZS10を買う必要がないように思える。低音好きはKZ ZS10かもしれないが低音イヤホンは他にもあるので。

KZ ZS10のレビューの際に「全体的には10,000円台と比較すると遜色ない、いずれにしろ高スペックだし高コスパには違いない。」と記載したが、KZ ZS10 Proに関してはハイエンドのイヤホンと同じ土俵には立てると思う仕上がり。あとは好みの問題ではないだろうか。  

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