Amazonの電子書籍リーダー端末Kindleシリーズ、軽量でバッテリーの持ちが良い電子ペーパー採用の電子書籍リーダーです。以前より無印Kindleを持っていましたがKindle Paperwhiteを追加で購入した。選び方、端末や機能比較(解像度・処理速度)などの紹介。
2020年現在のKindle端末のラインアップ
- Kindle(無印Kindle)
- Kindle Paperwhite
- Kindle Oasis
以前はKindle VoyageやKindle Paperwhiteに日本限定の漫画モデルなどがあった。定期的にアップデートされていて、購入したKindle Paperwhiteも数回リニューアルされている。
各モデルの違いは公式サイトにあります。Kindle Oasisは値段も高く若干サイズアップしてしまうので、KindleもしくはKindle Paperwhiteがおすすめ。
KindleとKindle Paperwhiteとの違い、選び方
両端末共に6インチの電子ペーパーを採用している。大きく違うのは無印Kindleは容量が4GBのみで解像度が167ppi、カラーがブラックとホワイト、Kindle Paperwhiteは8GBと32GBから選べて解像度が300ppi、フラットベゼルで防水機能付き、カラーはブラックのみ。
なお自分が持っている無印Kindleはフロントライトなしの古い端末です。
また端末には広告ありモデルと広告なしモデルがあります。広告ありモデルは広告が出る分安い。それほど邪魔にならないので予算の兼ね合いで選んで良いと思う。Kindle Paperwhiteは広告なしモデルを購入した。
Kindle Paperwhiteの紹介・レビュー
背面の素材が変わっている。無印Kindleは全面プラスチックだったが、Kindle Paperwhiteは裏面がラバー素材になっている。このラバー素材自分は嫌いである。手の脂が目立つし、これは長期レビューでないとわからないが経年劣化が気になる。(※現行モデルの無印Kindleも同素材)
サイズ
- 無印Kindle:160 mm x 113 mm x 8.7 mm 174g
- Kindle Paperwhite:167 mm x 116 mm x 8.18 mm 182g
若干Kindle Paperwhiteのほうが縦横サイズが大きく8gほど重い。その代わり厚さが0.6mmほど薄く薄いほうが持ちやすいと思う。
というかフラットベゼルにしないためにベゼル分厚くなっているんじゃないか?笑
フラットベゼル
フラットベゼルは良い。スマートフォンでは当たり前ではあるが表面に凹凸がないほうがさわり心地はよい。ちゃんと1枚の板のような感覚。昔のモデルのダサさも悪くないけど。
防水性能
IPX8等級の防水性能ということで通常の利用シーンでは大丈夫だろう。流水や水圧には注意したい。要するにお風呂で利用できます。可能な限り水がかからないようにするという意識はしたほうがよい。
お風呂でKinlde端末を使いたいという人はKindle Paperwhiteを選択すべきだし無印Kindleからの買い替え理由になるだろう。
フロントライト
確かに明るい。液晶ではないのでバックライト的な感じではなく照明みたいな感じで明るくしているのだろうか。
少し薄暗いところで撮影した。Kindle Paperwhiteであれば暗闇でも読める。だがLEDだとブルーライトでているのではないか?E-inkではあるが紙の質感からは若干スマートフォンな雰囲気にはなるのではないか?目が疲れやすいかどうかは不明。
Kindle端末のフロントライトは、明るさの設定でオフにできる。
USB端子
micro USB端子である。今は2020年である。USB typeCであってほしいと思う。自宅でmicro USBの端末は可能な限り排除していてbluetoothイヤホンとKindleくらいだ。スマートフォンはAndroidとiPhoneを使っているが過去3台全てUSB typeCだ。iPhone 11ProはなぜLightningケーブルを継続したのか。初代Macbook12でUSB typeCを採用しているのに。
無印KindleとKindle Paperwhiteの解像度の違い
実は買い替えの最大の理由は、解像度だった。
少しわかりにくいかもしれないが、上の画像がKindle Paperwhite、下の画像が無印Kindleです。大きい文字だとわかりにくいですが小さい文字だと解像度の違いが出ています。
書籍の場合、ルビが振られるとこのサイズに近いと思うので解像度の違いはわかると思います。一般的な印刷物に必要なppiは300〜のようですので300ppiあるKindle Paperwhiteは十分と言える。
この画像では比較できないが、作者の文字にルビが降ってあるが無印Kindleの167ppiでは潰れてしまっている。また全体的にKindle Paperwhiteのほうが線がシャープで細かい描写も綺麗だ。
漫画を読むにもKindle Paperwhiteの300ppiの解像度のあるディスプレイは美しくリアリティが増す。
無印KindleとKindle Paperwhiteの処理速度の違い
新しいのがよいかというとそういうわけではなく、ページ送りの反応やメニューの表示、設定の表示など全般的には無印Kindleのほうがサクサクしている。これは解像度が上がったことによって要求する処理速度が高くなっているからだろうと思われる。
漫画を読み始めたら気にはならないが、本を読み終えて次の本に行く場合の操作など若干もたつきがあり少々ストレスである。
このページで紹介している商品
Kindle端末はAmazonのオフィシャル端末なので月に1度程度やっているAmazonのタイムセールやPrime Dayなどで大きく値引きされることがあるのでそのタイミングで購入するのがよい。