さよなら無印Macbook 12inch、2019年7月9日に廃盤になったので購入した

衝撃的なデビューを飾ったMacbook 12inchが、2019年7月9日にディスコン(廃盤)になった。Macbook 12inchを長く使ってきて、Macbook 12 (Early 2016)が直前のメイン端末で2018年はアップデートがなく2019年版を購入するつもりで構えていた。2017を最後に廃盤になるとのことでMacbook 12inch 2017を購入した話。

Macbook 12inchは新しい時代の幕開けを感じた

2010年代はデジタルデバイスはAppleが素晴らしかった。2001年に「1000曲を入れられる」iPodが発売されたときWALKMANが抜き去られた感じがした。ハードウェアからソフトウェアの変化であったり、ライフスタイルを買うという時代の流れにiPodはフィットしたし、日本企業はそれから約20年が経過しようとしているがデジタルデバイスでは厳しい状況が続く。

2008年以降のアルミユニボディMacbook

2008年にMacbook Airが封筒から出されて発売されて、2008年にアルミユニボディのMacbook Proが発売された。非常に優れたデザインと性能だった。Macbook Pro 15 laete 2012を使っていたがCore i7にVGAにNVIDIA GeForce GT 650Mが搭載されていたりと当時一番使い勝手がよくバランスがいいスペックだった。重たくてモバイルではなかった。

メモリがやや少ないのとHDDアクセスが遅いがメモリ増設とHDD→SSD置換で非常にパフォーマンスがよくなった。裏蓋を開けたときの造形の美しさもよかった。当時一番快適なWindowsパソコンはMacbook Proで動かすWindowsだったと思う

2013年ころからMacbookは現行のデザインテイストになった。そして2015年にMacbook 12inchが発売された。個人的にはすでにハイスペック系の需要がなくコンパクトで扱いやすいパソコンが欲しく、Macbook Airの大きなアップデートを期待していた。特に重量とRetina対応のアップデートがほしかった。

Macbook 12inchの発表

縁がやや狭めの12インチ、Retina対応、ファンレスとSSDで無音、薄型のバタフライキーボード、感圧式タッチパッド、USB typeC、USBが1つしかない、SDカードスロットも当然ない、1kgを切る、性能に対してスペックが高い。Macbook 12inchもしくは無印Macbookと呼ばれる。

今後のノートパソコンにおけるスタンダードになりそうだとおもったし、ある意味フラッグシップだと思った。ワクワクや驚きがあった。第1世代は荒削りで熱とCPUクロックの問題や、この新しいコンセプトに対しても新型のキーボードの質だったり値段の高さからの立ち位置など色々と賛否両論があった。最近もキーボードのリコールの話などもあった。それでもワクワクや驚きをくれるプロダクトってなかなかない。

Macbook 12inchとMacbook Airのラインナップ統合

Macbook Airが高性能化し、Retinaにもなり値段が安いので、差別化ができなくなり、Apple的にはMacbook AirとMacbook 12の統合なのだろう。

それでもこのプロダクトは魅力があり結局3台買うことになったが個人的にはMacbook 12inchが今世の中にあるパソコンの中では一番好きで、やっぱり2019年モデルは出してほしかった。その際はThunderbolt 3(USB-C)に対応してほしいとも思っていた。裏面のアップルロゴを光らせてもらってもいい!(笑)

おまけ画像。2009年発売のVAIO typeP。iPhone4(2010年発売)と。お尻のポケットに入るんです!(笑)

もしくは財務復活したSONYにVAIOは切り離してしまったがもう一回あの頃のVAIO typeZのようなフラッグシップや、VAIO typePのような斬新な端末を期待したい。

Macbook 12inch 2017のレビュー

Macbook 12inch 2017のレビュー
左:Macbook 12inch Early 2016。右:Macbook 12inch 2017

Macbook 12inch Early 2016に比べると基本構成は同じだが体感できるレベルで変わった部分は2箇所。CPUの世代が上がり性能があがった。若干の性能向上を感じる。またキーボードが第2世代になった。確かに第1世代に比べるとクリック感はよくなっているが、うるさい。Macbook Pro 13 2017も利用しているが第2世代のパンタグラフのキーボードはうるさい。

それ以外に関しては性能をフルで利用するシーンがあまりないので体感的にはわからない。動画編集くらいは問題なくできる。イヤホンジャックを残しているのも良心的だ。もし次のMacbookが出るならヘッドホンジャックは外されるだろう。

AppleはTimemachineのバックアップを利用した復元は非常に楽だ。これはiOSにも準ずるところがある。WindowsでもAndroidでも立ち上げ時のバックアップからの復元がストレスだ。

デザインが変わっていないので、カラーを変更しなければ家族や周囲の人に変更したことがばれない(笑)。まったくバレていない。高負荷作業をする機会が発生しない限りはWindowsに比べるとOSアップデートの問題が小さいので長く使っていけるだろう。

またワクワクや驚きのあるMacbookの復活を期待したい。

新iPad Proが発表された(2020年3月19日)

11インチiPad Pro(第2世代)用Magic Keyboard - 日本語(JIS)
11インチiPad Pro(第2世代)用Magic Keyboard – 日本語(JIS)

Macbook 12inchはMacbook Airとの統合だろうと思っていた。そしてiPad OSが搭載されたiPad Proが徐々にMacbookに寄ってくるまでは想像はできていたものの、新しいiPad Proの発表とともに新しいキーボードカバーが発表された。

自分は第2世代のiPad Pro (11inch)を持っているのだがきちんとそれにも対応してきた。実物は触っていないが遂にオフィシャルにトラックパッド対応である。

初代Nexus7がマウスに対応してAppleのTrackpadで使ってみたのが2012年。マウスが使えますくらいの使い買ってだったがそれから約8年。オフィシャルのタブレット用キーボードでトラックパッドに対応してきた。

また「フローティングカンチレバー」で自在に画面の角度を変更できる。Surface Proと同じような感じに。使い勝手はわからないがMacbook 12inchはMacbook Airと統合というよりはiPad Proとの統合だったのかもなと。ただし重量などを考えるとMacbook 12inchに足りないものは画面の取り外しとペン入力くらい(あとは処理能力はiPad Proの方が高いか?)

Magic keyboardは使ってみたい。トラックパッド、新型キーボード、バックライトまでつけちゃって…31,800円(税別)かあ。最低限の構成でも10万円を超えてくる。位置づけはやっぱりMacbook 12inchに近いか。

WWDC 20でMacのApple Siliconへの移行が発表された(2020年6月22日)

ARM版のMacbookが2020年にもリリースされるようだ。intel Macになったのはいつだったか。あれ以来、ずっとintelのCPUをメインで利用してきた自分にとってはMacにCore2Duo(確か)が搭載され、そしてなんとbootcampでwindowsが動くというのが衝撃的だった。CPUも処理性能のはやさとTDPの低さは優秀だったと思う。

そして、2020年6月22日から開催されたWWDC20でMacのApple Siliconへの移行が発表された。布石はたくさんあった。iPad OSとか。Macbook 12inchがApple Silicon搭載で一番最初に出てきてくれるのか?Macbook Airか?Macbook Pro 13 Apple Silicon版、Macbook Pro 13 intel版みたいな感じに展開されるのか?気になるところである。

Macbook 12inchが復活か?(2020年8月7日)

いくつかの噂で、12インチ版の?Macbookが復活するかもという噂がある。A14Xで1kgを切るバタフライキーボード。金額帯としては廉価版になるのだろうか?ファンレスだろうか?Macbook 12inch 2017はレディな出しほぼ完成された筐体だと思うのでそのまま使いまわしでもよいとおもう。

性能が良くなって、Macbook 12inch 2020として復活してくれると嬉しいな。出たら買おうと思う。全く2017で不満がないけど。8万円台だったらかなりコスパがよさそう。なんせ今持っているiPhone 11proより安い。

ARMの最初のMacbookは16型/13型のMacbook Proと13型のMacbook Airか?(2020年11月3日)

そんな情報が流れた。Macbook Proが出るのはわかる。やっぱり無印MacbookではなくMacbook Airなのだろうか。確かに13型のパネルは結構あるのだろう。Macbook Airもベゼルレスになってサイズダウン、1kgを切る重量になってくれるのであれば…

この記事を書いた人

hey

飽き性で色々なことに手を出しています。食べ歩きと買い物が趣味です。