ふと思い立って、室内トレーニング用にPINARELLOのエントリーのカーボンロードバイク「RAZHA」を購入しました。
自分の乗り物の遍歴と購入動機
自動車は2000ccのスポーツセダン(SUBARU)、バイクは50ccを2台、80cc、250cc、400ccを1台ずつ。自分で結構整備やカスタマイズをしていました(YAMAHA党です)
ロードバイクは2014年頃エントリー向けに発売されたカーボンロードバイクCOLNAGO AC-Rを購入して2年程乗っていましたが、都内の路面の悪さと環境の悪さに嫌気がさして売却。
最近ダイレクトローラー(スマートローラー)とアプリケーションの組み合わせで室内でロードバイクが楽しめるということを知り、運動不足解消も合わせて環境を構築することに。以前もファンレースに出ていましたがレースには出て見たいと思うのとサイクリングはしないが行きにくい飲食店には自転車で行こうと思うので完全室内用ではないです。
PINARELLO RAZHAを選んだ理由
最重要視したのはカラー。ほぼ室内専用ロードバイクということでインテリア性を重視。スポーティーなカラフルな自転車だと明らかにロードバイク感が出てしまう。自宅室内が白基調(床材と壁が白)なのでマッドブラックに統一したかった。
予算が30万程度で2018年シーズンで、マッドブラック基調で入手性が良いものは、PINARELLO RAZHA (105)、CANNONDALE SUPERSIX EVO (ultegra)くらいだった。SYSTEMSIXやGIANTのエアロなどかっこいいけれども完全に予算オーバーだった。
できればUltegraグレードがよかったが、後々色々と弄りたかったのであまりこだわらなかった。フレームはアルミは硬いのとやはり重量が軽いほうがよいのでカーボンが良かった。CANNONDALEのCAADシリーズだけれども2014年当時に比べるとかなり軽くなった印象ではあった、マッドブラックがあったがロゴが目立ちすぎていたので見送った。
ワンランク上のPINARELLO GANでも良かったと思うが近場のお店に店頭在庫がなかったのでPINARELLO RAZHAとなった。
PINARELLO RAZHA(2018)の特徴
PINARELLO RAZHA (2018) 105 Mix 11s完成車、カラーはBOB。大体25万円程度(定価は税抜き24.3万円)とカーボンロードにしては非常に安い。アシンメトリック・デザインを採用している。主にコンポーネントが右側にありトルクも右側にかかることからフレーム全体に右側強化されている。カーボンだと積層ができるのでそういった芸当ができるようだ。
各パーツ(公式サイトの記載に実車確認)
フレーム:HighStrength Carbon T600 UD/アシンメトリック。T600というグレードのカーボンで、PINARELLOのGANとは共通素材?DOGMAシリーズになるとT1100という更に上のグレードになるようだ。
フロントフォーク:ONDA™ 2V T600 UD。非対称でPINARELLO特徴の波打ったデザインのフロントフォーク。右側のほうが角ばった断面になっているどそうだ。
ボトムブラケット:イタリアン。BB-RS500というTIAGRA 4700のものが装着されていました。HOLLOWTECH IIでシェル幅はイタリアン(ITA)70mmだろう。92g。値段も安いのでそのうちデュラエースグレードのBB-R9100に変更したい。
メインコンポ:105 11S。多分5800シリーズ(現時点最新はR7000シリーズ)。FDはクランクがFC-RS510なのでフロントディレイラーはFD-5801。FD-5800とは互換性が無い。(変更)FD-5801は取り外しました→Wolf Toothを使ったフロントシングル化
クランク:RS510。SHIMANOのFC-RS510。50-34Tが装着されており908g。11速用のクランクでP.C.D.は110mm。SHIMANOの製品一覧にはなく105の下のグレードだろうと。アルテグラグレードにはしたいところ。(変更)チェーンリングは取り外しました
STI:105。多分時期的にST-5800だろうか/ブレーキ:105。BR-5810-FとBR-5810-RSだろう。
ホイール:シマノ RS010。フロントWH-RS010-CL-F(818g)、リアWH-RS010-CL-R(1,102g)重たい。持った感じも結構重たい、合計で1,920g。リアの取り外しをよくするがカセットがあるので更に重たく感じる。10Sにはアダプターで対応できるようだ。クリンチャーで23〜32インチまで対応。変えたいところ。タイヤはお店装着かもしれないがVittoria ZAFFIRO 700x25C。25Cというのも重さの原因かもしれない。乗り心地は良い。
カセット:105 11-28T。CS-5800がついていました。(現時点最新はCS-R7000)
リアディレイラー:105 RD-5800がついていた。ULTEGRA RD-R8000に交換
チェーン:KMC X11。ミッシングリングでつながっていた。
ブレーキは105が搭載されていたがホイールをPrimeのカーボンホイールに変更する際にUltegraに変更しました。
サドル:フィジーク・アンタレス R7
シートポストをPrimeのカーボンシートポストに交換しました。
ハンドル、ステム、シートポスト:MOst アルミ。特にこだわりがないが若干ホワイトのカラーリングがあるのでマッドブラックなエアロのハンドルに変えたい。
ステムをPrimeのカーボンステムに交換しました。
その他:最低限走るためにはペダルが必要。105シリーズのPD-R7000を購入しました。
まとめ
2019年モデルはきっと105 R7000でまとまってくると思うが、2018年モデルは105 5800がメイン。クランクとフロントディレイラーだけ次世代といった感じ。ただクランクは変速の性能にも影響するので交換したいところ。クランクは5800とR7000で互換がなくFC-RS510はFC-R7000(105)FC-R8000(アルテグラ)FC-R9100(デュラエース)と互換性がある。
ホイールは重たいので外で走ったり坂道を登るならばグレードアップしたい。クランクとホイールをアップデートするとかなり快適なロードバイクになるのではないだろうか。室内用だと重量があまり関係ないのでクランクやカセットの幅のほうが重要だろうとは思う。
軽量化まとめ
完成車重量は公表されていないがネットを参考にさせていただくと8.8kg程度のようだ。
- ホイール:Prime BlackEdition 28 (-614g)
- ブレーキ:ULTEGRA BR-R8000(-16g)
- チェーン:(-10g)
- フロントシングル化:(-274g)
- シートポスト:Primeカーボンポスト(-77g)
- ステム:Primeカーボンステム(-21g)
- フロントクランク:ULTEGRA FC-6800(-150g)
- リアディレイラー:ULTEGRA RD-R8000 (-34g)
- ペダル:PD-R7000(+265g)
約931gの軽量化。大体7.8kg程度の重量だろう。