Prime Primavera カーボンエアロハンドルを導入・インプレ

Wiggle(CRC)で販売されているPrimeシリーズ。もはや自分のロードバイクはPrimeのカーボンパーツで固めているが一番交換ハードルが高いPrime – Primavera カーボンハンドルバーの導入レポートとインプレの紹介。

Prime Primavera カーボンハンドルバーの紹介

Prime Primavera カーボンハンドルバー
Prime Primavera カーボンハンドルバー

レースでの優位性を追求した、エアロロードバイクに最適なカーボンハンドルバーです。独特な形状と電動シフトへの対応、軽量性が特徴です。

当社の三角ドロップデザインは、すべてのライドのポジションとタイプに合わせて手のポジションを大幅に改善し、125mmドロップと78mmリーチで快適性を高めているため、短いクリテリアムまたは8時間の長距離ライドに問題なく取り組むことができます。

高弾性カーボンファイバー構造を使用して製造されたこれらのバーは、42cmバージョンでわずか235gと超軽量で、優れた耐久性と強度を提供します. この構造により、コーナーに向かって疾走するときに信頼性が高く正確なハンドリングを提供し、フィニッシュまでのスプリントで効率の良い出力伝達を実現します。

公式サイト

まあさすがPrimeシリーズ、圧倒的なコスパだと思う。セールだと15,000円を切ることがある、また在庫が案外変動していて、400mmと420mmが頻繁に在庫変動しているように思えた。個人的には400mmがほしかったがなかなか在庫が復活しないと、普通に自分にセッティングすると420mmのほうが良さそうだったので今回は420mmを購入。

Prime Primavera カーボンハンドルバーの取り付け

Prime Primaveraのカーボンシリーズはステム、シートポストと取り付けてきたが、ハンドルバーの交換は一番ハードルが高い(難易度が高い)。内装ケーブルになるのでSTIのケーブル交換が必要になる。手を抜けばケーブルを内蔵しないというのがエアロハンドルで難しさはあるが、STIもケーブルも交換しないでハンドル自体を交換することはできる。

今回はせっかくなのでデュアルコントロールレバーを105からUltegraに交換するということも合わせて実施した。

準備するもの

  • Prime Primavera カーボンハンドルバー
  • ULTEGRA ST-R8000
  • バーテープ
  • シフトケーブル
  • ブレーキケーブル
  • トルクレンチ(カーボン製品なので合ったほうが良い)
  • ヘキサゴンレンチ
  • ケーブルカッター

ハンドル&STI交換ということで結構な大掛かりな作業となった。

Prime Primavera カーボンハンドルバーの外観

Prime Primavera カーボンハンドルバー(左側)
Prime Primavera カーボンハンドルバー(左側)

Prime カーボンハンドルバーの左側。エアロの部分にロゴがある。ここはバーテープで半分位隠れてしまうかもしれません。ドロップは125mm、リーチは75mmと標準的か若干コンパクトで特に街乗りだと下ハンドルはほとんど利用しないのでコンパクトなのが嬉しい。

Prime Primavera カーボンハンドルバー(右側)
Prime Primavera カーボンハンドルバー(右側)

Prime Primavera カーボンハンドルバーの右側はPRIMAVERAのシリーズロゴ。至ってシンプルでよいです。ドロップ部分の角が取れていて、ここの斜めの角が非常に良い。丁度手のひらを置いた時のポジションが楽。作りは良いと思う。質感も良い。

Prime Primavera カーボンハンドルバーのケーブル内装部分
Prime Primavera カーボンハンドルバーのケーブル内装部分

Prime Primavera カーボンハンドルバーのケーブル内装の部分。油圧式や電動式でなくともケーブルは通せる。そこまで完全に隠す感じではないのか通すのはそこまで大変ではなかった。ただし自分の場合はフロントシングルなので、左シフター部分は余裕、右シフター部分はやはり通しにくさはあった。

Prime Primavera カーボンハンドルバーの取り付けレポート

古いハンドルをステムから外す。

Prime Primavera カーボンハンドルバーの仮付
Prime Primavera カーボンハンドルバーの仮付

Prime Primavera カーボンハンドルバーを仮付してみた。まだSTIは古い105のまま。ケーブル内装をしなければこのままビニールテープでケーブルを止めてバーテープを巻けば普通に使えるだろう。これだけであればただのバーテープの張替え程度で難易度は低いです。

Prime Primavera カーボンハンドルバーの重量と軽量化

PINARELLO純正にはMOST DOUBLE BUTTEDというアルミハンドルバーが装着されていた。思ったより軽い。MOST DOUBLE BUTTED:320gだった。Prime Primavera カーボンハンドルバーは236g。ハンドル交換によって84gの軽量化となった。

105 ST-5800からULTEGRA ST-R8000に交換

PINARELLOはほぼ105の完成車で、BOBのカラーに合わせるためにULTEGRA R8000シリーズへの換装をしている。

ULTEGRA ST-R8000と105 ST-5800の重量
ULTEGRA ST-R8000と105 ST-5800の重量

105 ST-5800は491g。ULTEGRA ST-R8000は414gと77gの軽量化となった。

105 ST-5800からULTEGRA ST-R8000への換装
105 ST-5800からULTEGRA ST-R8000への換装

大まかな手順は、バーテープを剥がして、(自分はフロントディレイラーがないので)RDのケーブルのテンションを緩めエンドキャップを外しケーブルを外していく。またブレーキも同様にケーブルのテンションを緩めてエンドキャップを外してケーブルを外していく。

チューブライナーで内装ケーブルを簡単に通す
チューブライナーで内装ケーブルを簡単に通す

ここで注意点があり、ケーブルがフレーム内装の場合は、完全に引き抜いてしまうと入れるのが難しくなってしまう。ここは工夫が必要だと思う。自分はチューブライナーを利用して導線を作っておいた。が、リアディレイラーのシフトケーブルはフレームの中にもチューブライナーがあったようでうまく通らず結局抜いてしまった…。

リアブレーキなどはうまくいってだいぶ楽をさせてもらった。必須ではないもののチューブライナーは安いので買っておくと良いと思う。Amazonで300円とかです。

Prime Primavera カーボンハンドルバーの内装ケーブル
Prime Primavera カーボンハンドルバーの内装ケーブル

ケーブルの内装化。そこまできつい感じはしない。黙々と作業をする。

ブレーキの接続と設定
ブレーキの接続と設定

黙々と作業。

Prime Primavera カーボンハンドルバーの取り付けと、ULTEGRA ST-R8000への交換がほぼ完了
Prime Primavera カーボンハンドルバーの取り付けと、ULTEGRA ST-R8000への交換がほぼ完了

Prime Primavera カーボンハンドルバーの取り付けと、ULTEGRA ST-R8000への交換がほぼ完了した。残すはバーテープのみだがこの時点でシフトやブレーキのチェック、ハンドルのチェックを行って必要に応じてネジの増し締めや、ケーブルにエンドキャップの取り付けなどを行う。

Prime Primavera カーボンハンドルバーにバーテープを巻く
Prime Primavera カーボンハンドルバーにバーテープを巻く

大体このくらいまでバーテープを巻いて、末端をビニールテープで止めてひとまず完成です。

105 ST-5800からULTEGRA ST-R8000化のインプレ・レビュー

変速速度はわからないが、変速のしやすさが格段に良くなった。ストロークが少なくなったのと少ない力で変速ができる。シフトダウンの3段飛ばしなどがやりやすくなった。手が触れる部分はやっぱりある程度のグレードがあったほうが満足度が上がると感じた。

自分の場合は、フロントシングルで、変速がやや難しいフロントディレイラーがないので、変速性能を感じることはできなかった。今リアホイールに付いているカセットが105なのでリアディレイラーとシフターがULTEGRAであるため、カセットを交換したら変わるかもしれない?

Prime Primavera カーボンハンドルバーのインプレ、レビュー

デュアルコントロールレバー(STIレバー)も含めて交換した。アウターケーブルなど1cmくらい詰めると少し軽量化するようだが、全体ではハンドル交換で84gの軽量化、STI交換で77gの軽量化。合計で161gの軽量化となった。

ハンドルを軽量化すると自転車を引いているときや加速するとき、低速でのコーナーリングの際に違いを感じられる。ステムなどの交換と一緒にするとより効果がわかると思う。

まったくハンドル部分が写っていないのでわかりにくいけれども、、、

エアロハンドルは街乗り程度だとエアロの効果がでないとおもうのだが、複数のポジションが試しやすくなったこと。特に角の面取り部分が気に入っている。手のひらを置いてハンドル操作からすぐにブレーキング、シフトに手が届く。

このページで紹介している商品

  • Prime Primavera カーボンハンドルバー
  • ULTEGRA ST-R8000
  • バーテープ
  • シフトケーブル
  • ブレーキケーブル
  • トルクレンチ(カーボン製品なので合ったほうが良い)
  • ヘキサゴンレンチ
  • ケーブルカッター

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自分のロードバイクを徐々にPrimeシリーズで統一しています。

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この記事を書いた人

hey

飽き性で色々なことに手を出しています。食べ歩きと買い物が趣味です。