シマノ 11速(11Speed)カセットのラインアップまとめ

シマノの11速(11Speed)用カセットを比較表などを用いてまとめてみました。ダイレクトドライブのスマートトレーナー用に購入する際や換装カスタムの参考まで。

シマノの11速対応状況

デュラエース、アルテグラ、105グレードが11速(11Speed)に対応している。現行最新がデュラエース R9100、アルテグラ R8000、105 R7000。一つ前のシリーズがデュラエース 9000、アルテグラ 6800、105 5800。それぞれの互換性はあります基本的には現行モデルの入手でよい。

古いモデルが格安であれば選択肢になる。いずれもHG-EV 11-speed/ HG-X11のチェーンに対応。見た目の紹介と、各カセットの重量などをまとめています。

デュラエース R9100シリーズ

CFRP&アルミ製スパイダーアームとチタン製スプロケット(ロー側5枚)だそうです。11-25T 11-28T 11-30T 12-25T 12-28Tというラインアップ。見た目かっこいいですね。

裏から。105などと比べると軽量化されていることがわかる。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)とアルミのスパイダーアーム、2つ。

アルテグラ R8000シリーズ

見栄え的には105に近い。11-25T 11-28T 11-30T 12-25T 14-28T 11-32Tという一番幅の広いラインアップがあります。デュラエースにあってアルテグラに無いのは12-28Tというサイズのみ。

デュラエースに比べると少し重そうなイメージ。スパイダーアームは1つ。

105 R7000シリーズ

見た目的には大きくアルテグラと変わらない。11-28T 11-30T 11-32T 12-25Tという使いやすい4つのラインアップ。やはりグレードの違いがあり一番重い。11-28Tでデュラエースに比べると1.47倍(147%)の重量増。

金属の比率が一番高そうに見える。スパイダーアームは1つ。

 

各カセットのスペックと詳細ラインアップ

シリーズ モデル番号 サイズ 重量 販売価格
DURA-ACE R9100 CS-R9100 11-25T 175g ¥18,707
    11-28T  193g ¥19,800
    11-30T 211g ¥20,903
    12-25T  189g ¥19,290
    12-28T 205g ¥19,800
ULTEGRA R8000 CS-R8000 11-25T  232g ¥6,750
    11-28T  251g ¥6,750
    11-30T 269g ¥6,960
    12-25T  243g ¥6,750
    14-28T  300g ¥7,300
    11-32T 292g ¥7,200
105 R7000 CS-R7000 11-28T  284g ¥4,440
    11-30T  304g ¥4,568
    11-32T  320g ¥4,958
    12-25T 269g ¥4,938

※価格はamazon.co.jpにて調査(2018/11/17時点)

重量、お値段共にデュラエース>>アルテグラ>105。

サイズのラインアップ

サイズ CS-R9100 CS-R8000 CS-R7000
11-25T ◯ 175g ◯ 232g
11-28T ◯ 193g ◯ 251g ◯ 284g
11-30T ◯ 211g ◯ 269g ◯ 304g
11-32T ◯ 292g ◯ 320g
12-25T ◯ 189g ◯ 243g ◯ 269g
12-28T ◯ 205g
14-28T ◯ 300g

サイズラインアップは12-28Tはデュラエースのみ。14-28Tはアルテグラのみ。11-25Tがデュラエースとアルテグラ(クロスレシオ)。11-32Tがアルテグラと105(ワイドレシオ)。11-28T、11-30T、12-25Tが共通である。

同じ11-28Tで比較するとデュラエース193g、アルテグラ251g(+58g/126%)、105 284g(+33g/113%)となる。105からデュラエースに変えると91g、67%の軽量化。コストパフォーマンスはやはりアルテグラグレードだろうか。

室内ロードバイク乗りであればカセットの重量は気にしないので105 CS-R7000がおすすめ。もしフロントシングル化をした場合は11-30Tもしくは11-32Tが良いだろう(リアディレイラーの許容は確認する必要あり)、自分はデュラエースの11-30Tがほしい。

この記事を書いた人

hey

飽き性で色々なことに手を出しています。食べ歩きと買い物が趣味です。