ホイール・車体の盗難防止にKRYPTONITEのホイールロック(ホイールボルト)

自転車に乗っているとつきまとうのが盗難。更に車体を地上ロックしたとしてもホイール盗難の危険性も。盗難防止ばかりに力を入れても荷物が増え乗り降りが億劫になって本末転倒にも。少しでも楽に盗難防止対策ということでKRYPTONITEのWheelBoltz(ホイールロック)を導入してみました。

KRYPTONITE WheelBoltz(ホイールボルト)

KRYPTONITE WheelBoltzのパッケージ

KRYPTONITEはアメリカのセキュリティロックを製造しているメーカー。日本では主に自転車やオートバイ用のセキュリティ・ロックが販売されている。有名なABUSのようなメーカーです。U字とワイヤーがセットになったものはよく見かけます。

できる限り気軽に盗難防止ということで、ホイールロックを導入することにしました。ホイールロックが突破されない前提だと、例えば前輪のみを地球ロックすることで車体全体が地球ロックされることにもなること、フレームとホイールをロックしなくともよいのでロックの数を減らせるというメリットがある

今回購入したのは、KRYPTONITEのWheelBoltz(ホイールボルト)、自転車のホイールロックの方法は自動車の盗難防止用のロックナットタイプ(特殊なネジと付属のドライバーで取り付ける)が主流、他には逆さまにするとボルトを回せるという製品がありこの製品はこちらのタイプ。

盗難防止用のロックナットタイプは、プライヤーで簡単に回せてしまう商品が多そうなのとドライバー紛失の脆弱性などが不安だった。逆さまにするとボルトを回せる商品も簡単に外せる方法が存在している商品があったり車体を逆さまにされると簡単に取り外せたりという脆弱性があるが、色々な可能性を考えて突破されにくそうなKRYPTONITEのホイールボルトを選択した。

交換レポート

ボルト側とナット側。プロダクトのデザインと質感は非常に良い。若干重量はあるが、idiom純正のクイックリリースに比べて+1g前後と優秀だった。

ナット側はプライヤーなどが噛めない構造になっている、更にエンドにハマるようになっているのでナット側から対策をする場合はナットを破壊するくらいしかなさそうだ。

ボルト側はかみ合わせのワッシャー?とロック本体となっている。鍵の部分を破壊すればヘキサゴンレンチでボルトを回すことができるだろう。鍵の部分の強度は不明。こちらもエンドにハマるようになっているので鍵の部分をプライヤーなどで回すことは難しい。

クイックリリースと同様に、ボルト・ワッシャー・ホイール・バネ・ナットとなるように取り付ける。ナットを適当な量回して、通常通り車体に取り付ける。このとき忘れていけないのは車体を逆さまにしておくということだ。逆さまにしないとロックがかからない。

ロックマークが下側に、黒くない部分を上に来るようにうまく調整する。言葉で書くとわかりにくいが実際は簡単だ。そして位置決めが終わったら回せるところまでナットを回してしめつけるがエンドにハマる構造なのでゆるい段階で回らなくなる。

そこからレンチで締め込んでいく。マニュアルには締め付けトルクの指定があり、アルミフレームの場合は7Nmだそうで、規定通りで締め込んだ。最後に車体を戻してハマり具合をチェックして終了。ちなみに確かに車体を戻すとボルトが回らない。

フロントホイールも同様に取り付けを行う。

意外と、クイックリリースのレバー部分がなくなりタイヤ周りがシンプルになりました。デザイン的にも満足なカスタムでした。

取り付けはクイックリリース交換と同程度なので輪行などをする際はクイックリリースに戻せば良い。出先でタイヤがパンクした祭などは車体を反対にしヘキサゴンレンチで回す必要があるので工具を忘れないようにしたい。

KRYPTONITE ホイールボルトの販売

Yahoo!ショッピングで販売中のKRYPTONITE ホイールボルト

Yahoo!ショッピングで販売中のKRYPTONITE ホイールボルトです。もっと探す場合は 「KRYPTONITE ホイールボルトを検索(全3件)

現在、楽天市場やYahoo!ショッピングでは「KRYPTONITE ホイールボルト」の取り扱いが無いみたいです。

この記事を書いた人

hey

飽き性で色々なことに手を出しています。食べ歩きと買い物が趣味です。