軽量アルミシートポスト KCNC製TI PRO LITEを導入

GIANT idiom 1に軽量化目的で、軽量アルミシートポストの定番「KCNC TI PRO LITE(TIプロライト)」に交換してみました。交換レポートとインプレッション。

KCNC製軽量シートポスト「TI PRO LITE」

KCNC 自転車 軽量 シートピラー シートポスト TIプロライト 27.2X350MM ブラック 659010

軽量アルミパーツで定評のあるKCNC製品の中でも純正部品と比較的重量差があるシートポストです。27.2mmの350mmブラック、400mmはブラックとシルバー、レッド。31.6mmの400mmのブラックというラインアップ。非常に軽量で定評がある定番商品だと思います。

安い中華カーボン製が多く出回っていますがカーボンと大きく差がない重量。27.2mm / 350mmで153g。素材はスカンジウムダブルバテッドチューブ、チタニウムボルト。

今のGIANT idiom 1のアルミパーツは結果としてKCNC比率が上がっていて、品質が高い軽量のアルミパーツを供給しているKCNCで統一の方向に向かっています。

GIANT idiom 1のシートポストについて

GIANT idiom1のシートポスト径は30.6mmという若干特殊なサイズ。一般的なロードバイクなどは27.2mmが多い。以前は30.6mmがあったようなのだが今流通在庫がなく売っていたとしても価格が高い。

Bazooka(バズーカ) シートポストシム 30.9→27.2mm

できる限りシム(ポスト径を他のサイズで対応させる部品)を使いたくないのですが、迷った末に30.6mm→27.2mmのある程度信頼性のおけるメーカーのシムを見つけたのでシムを入れて対応することにした。

シムを使うと決めてしまえば、あとは27.2mmのシートポストのラインアップが多いので今後の交換も楽。

KCNC TI PRO LITEの取り付け

いつも思うけど、KCNCは化粧箱とかそういったものに少しコストが掛かっている。ある意味高級部品ではあるのでユーザーのロイヤリティが高まるからよいけれども個人的にはコスト転嫁されているのが少しだけ気になる。製品自体は非常によい。これもいつもいっているけれどもブランドロゴは個人的にはいらない。なぜならば純正風を装いたいから。

GIANT idiom からシートポストを抜きます。クイックリリースなので取り外し自体はすぐです。シートポストの径が違うのでリアのリフレクターがつかなくなってしまう。この点に気づかず。個人的にはリアライトをつけていますがリフレクターは付けたいのでいずれは入手したいと思う。

普段自動車に乗るのでわかりますが、リアのリフレクターと、ペダルのリフレクターは付けたほうがいいです。きちんと左側通行をしている場合は基本は車とはすれ違いではなくて追い抜きで接点を持つのですが、その2つがあるとないとでは全く視認性が変わってきます。

純正シートポストの重量

サドル抜きで361g。結構重量ありますね。長さは400mmです。

KCNC TI PRO LITE(TIプロライト)とシムの重量

TI PRO LITEは152g。結構軽い。手で持ってみると軽さがわかります。長さは350mmです。

Bazooka(バズーカ) シートポストシム 30.9→27.2mmは36g。うむ。

  • GIANT idiom 1純正シートポスト:361g
  • リアリフレクター:28g
  • KCNC TI PRO LITE:152g
  • Bazookaシム:36g
  • 合計:201gの軽量化

パーツ交換で100g単位で軽量化できるというのは非常に良いですね。

GIANT idiom 1のサドル重量

重量は258g。軽量サドルではないがクッション性が高いサドルより軽いといったかんじだろうか。今の所サドルの交換は考えていないが将来的に軽量化ブームが再来したときには軽量化の波に飲み込まれてしまうかもしれない。軽量化バッファ(軽量化の予備)として考えておきます。

GIANT idiomのデザインが踏襲されていると思うので安易には変えたくないパーツです。

サドルへの取り付け

取り外しはヘキサゴンレンチ(アーレンキー)で可能。取り付けも同様に。難しくはないですが、少し器用にやらないといけない。まずはサドルの水平などは気にせずにまずはネジを締めて取り付けるまでを丁寧にやる。サドルの水平調整などは取付後に実施する前提で。

またトルクが5Nmですがトルクレンチが入らなかったので手で締めています。オーバートルクにならないように注意。リア側はトルクレンチ利用できたのですがフロント側は使えなかった。いずれにしろ水平方向の調整で回してしまうのでオーバートルクに気をつける程度でよいでしょう。

シムを差し込み。工作精度は悪くない。GIANTもBazookaも。スリット側をどちらにするか迷いましたがリア側にするようにしました(写真はフロント側にシムのスリットが来ていますが)

 

すっぽりと。シムを入れるとシートチューブの接触がシムの部分のみになるので強度的にはどうなるのだろうか。またシム以外が接触しないならばシート高が決まっていればシムの長さまでカットしてもよいのではないだろうかなど思うが、、、そもそも軽量なので考えることを後回しにした。そもそも400mm→350mmと50mm短くなっているわけですし。

水平の調整

適当に装着したためフロント側にかなり傾いている。

自分の好みの水平、サドル自体の突き出しに調整します。まったり仕様でハンドルがサドルよりも高い位置に来ているためできる限り水平になるようにしました。サドルの突き出し量に関してはもう少し遠くてもよいかなとおもうところはありますが、そもそもの純正の量と同じ程度を目指して調整しました。

サドルのセッティングは奥が深いので、まずは交換前の状態に極力近いセッティングとしました。

軽量ポスト KNCN TI PRO LITEのインプレッション

もともともアルミのシートポストであったため振動などの変化は読み取れず。既に足回りなどを軽量化済みなので通常の走行において軽量化の体感はできなかったが、立ちこぎなどをした際にひらひら感は増した。サドル交換のほうが体感は大きいようには思える。

結果として重心が下に下がったので乗りやすさは改善されたのではないかとは思う。個人的にはシートポストの中に発泡ウレタンを充填してみたい気持ちにかられる。

軽量化に対しての費用対効果もよいのではないだろうか。合計で201gの軽量化となった。

 

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この記事を書いた人

hey

飽き性で色々なことに手を出しています。食べ歩きと買い物が趣味です。