105からアルテグラのリアディレイラーに交換した(PINARELLO Razha)

PINARELLO Razha(2018)には105 RD-5800が装着されていたが、アルテグラのリアディレイラー「ULTEGRA RD-R8000」に交換しました。主な目的はドレスアップです。

105からアルテグラのリアディレイラーへの交換、その理由

105 RD-5800、ULTEGRA RD-R8000ともに11Sのリアディレイラーである。互換性がある。PINARELLO RazhaのカラーがBOB(マッドブラック)であるため、105の艶ありブラックがどうにも車体に合わず、ULTEGRAカラーに統一することにした。

結果としては、全体の雰囲気が良くなった。またRD-R8000からは変速性能は体感できるほどではないだろう。RD-R8000からMTBのディレイラーのようにシャドータイプに変更になった。

あまりブランドへのこだわりがないが、街乗りロードは「軽いが正義」だし、105とアルテグラのmixは少し気持ちが悪い。軽さだけを求めるならばDura-Ace RD-R9000でも良かったが車体カラーに合わせたいのだ。

ディレイラー交換レポート

ディレイラー交換のレポートです。

ディレイラー交換で準備するもの

ディレイラー交換に必要な工具たち
ディレイラー交換に必要な工具たち

ほんと、自転車をいじる場合は専用工具が多い。

  • ULTEGRA RD-R8000(SS)
  • ワイヤーエンドキャップ
  • ミッシングリンク11S用
  • ヘキサゴンレンチ
  • チェーンカッター
  • ワイヤーカッター
  • グリス(WANT)
  • トルクレンチ(WANT)
  • ミッシングリンク用プライヤー(WANT)

今回はチェーンは交換しない、ミッシングリンクで接続する。色々工具が必要ですが、クランク系の工具よりは利用頻度が高いので購入するとよいでしょう。おすすめの工具へリンクしています。

ディレイラー交換手順

チェーンを外す際にコネクティングピンをチェーンカッターで抜く

このチェーンは以前交換して、コネクティングピンでつなぎました。コネクティングピンの在庫がないのでミッシングリンクで接続することに。ここの部分をチェーンカッターで外す。

外れたチェーンとミッシングリンク

チェーンが外れました。外したからには洗浄したいのですが、部屋の中での作業だとなかなか難しい。みなさんどのようにきれいにしているのだろうか。マンションの前で薬剤使うのもね…。

ミッシングリンクを利用するので1コマチェーンを短くしておく。

ワイヤーカッターでワイヤーエンドキャップを外してディレイラーからケーブルを抜く

ディレイラーの変速はトップ(一番重い)に入れておきます。ディレイラーのワイヤーを抑えているネジを緩め、今回はケーブルも交換しないため、ワイヤーエンドキャップギリギリで切断。ケーブルを抜きます

105 RD-5800の重さは228g

外した105 RD-5800の重さは228g。公式サイトだと234gとなっている。

アルテグラ ULTEGRA RD-R8000の重さは194g

取り付けるアルテグラのリアディレイラー、ULTEGRA RD-R8000(SS)は194g。トータルキャパシティは35T。最大フロントギア差は16T。トップスプロケットは11〜14T、ロースプロケットは25〜30T。公式だと約200g。ちなみにDURA-ACE RD-R9100は158gだそうです。更に42gは軽量化の余地はある。

この交換で、34gの軽量化に成功!軽量化目的の人は割にあわないのでやめましょう。

RD-5800とRD-R8000の比較
RD-5800とRD-R8000の比較

なお写真だとわかりにくいですが、今回の目的である、カラーリングの統一。ブレーキはBR-R8000です。アルテグラカラーはやや明るめで、ディレイラーはリアエンドの接合部分はつや消し。ディレイラー全体がつや消しだったらいいのにね。

105と比較してみるとシャドーになったことで大きく作りが変わったように思えます。プーリーゲージがちょっとかっこ悪い。テンションプーリーを容易に大きくできそうな気がする…

RD-R8000の取り付け
RD-R8000の取り付け

取り付けたあとにディレイラーのセッティング。セッティング方法は公式サイトのマニュアルなどを参考にしてください。何度やってもあまり上手にできずトップ側とロー側の調整ネジで動き幅の設定だけできたら、あとはある程度回してワイヤーアジャスターで調整。変速が問題なくできたら外で微調整というふうにしています。

RD-R8000の取り付け2
RD-R8000の取り付け、フレームのカラーと合ってると思う

リアディレイラーをアルテグラのRD-R8000にして、マッドブラックのカラーリングと合ったのではないでしょうか。105よりはカラーの違和感が無い。

少し遠目からRD-R8000

少し遠目から。フロントクランクはULTEGRA FC-6800。ブレーキはULTEGRA BR-R8000。リアディレイラーがULTEGRA RD-R8000となりました。ドライブトレインの軽量化を行ったことでチェーンリングが40Tだと軽いのでせっかくならばマッドブラックのチェーンリングにしようか。

このページで紹介した商品、利用している工具など

  • ULTEGRA RD-R8000(SS)
  • ワイヤーエンドキャップ
  • ミッシングリンク11S用
  • ヘキサゴンレンチ
  • チェーンカッター
  • ワイヤーカッター
  • グリス(WANT)
  • トルクレンチ(WANT)
  • ミッシングリンク用プライヤー(WANT)

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この記事を書いた人

hey

飽き性で色々なことに手を出しています。食べ歩きと買い物が趣味です。