ドッペルギャンガー ロードヨット 330のレビュー・カスタム紹介

ドッペルギャンガーから販売されているミニベロ「ロードヨット 330」のレビューとカスタムについて紹介した記事です。折りたたみのできないシティサイクル系統のミッドキャビンが特徴のミニベロです。

ドッペルギャンガー ロードヨット 330の特徴

ドッペルギャンガー ロードヨット330 組立前
組立前のロードヨット330

ロードヨット 330の特徴をスペックから考察します。主に330-Nを取り上げます。

型番は330-N。2019年時点の現行車では330-Cというカーゴモデルが存在する。また16インチモデルの330-Sが新しくラインアップに追加された。330-Nの値段は実売で25,000円前後と非常に安価なミニベロだ。16インチモデルは20,000円を切る価格。

スポーツモデルではなくシティサイクル系のミニベロだろう。フレームはスチールで各パーツもスチールを多様している。故に重量が保安部品とペダルを除いて16.8kgと重量系。3万円以下の自転車を室内に入れる人はいないと思うが玄関に置かざる得ない場合などは取り回しは辛い。坂道も大変そうだ。フレーム素材は違えどロードバイクが8-10kg(10-30万)、クロスバイクが10-12kg(5-10万)。

タイヤサイズは20インチ、駆動系はフロントシングル、リア7段。フロントが40T、リアが14-28Tである。ひどいローギアだ!。トップの14Tでケイデンス90rpmで23.3 km/hしか出ない。重量があるので速度が出にくいかもしれないが歩道を走るならよいが車道を走るならばフロントは50Tはほしい。リアは11-28Tがよい。シングルのシティサイクルでフロント32T、リア14Tだった場合ケイデンス90rpmで26.4 km/h。オプションで52Tのクランクが販売されているので装着できるかわからないがチャレンジしたい。

ミッドキャビンはとても良さそうだ。というかこの自転車を購入する理由はそこだけだろう。また重心が下がっていると思うので案外乗りやすそうである。

値段が値段なので、換金目的の盗難には合わないだろう。変なパーツをつけていなければ。日常の足を予定しているので屋根付きの野外駐輪になるが錆びそうである。残念ながら室内に置く金額と重量ではない。

カスタムをしたほうが良さそうな箇所

ロードヨット330のチェーンリング
40Tのチェーンリング。シングル。ナローワイドではなくチェーンリングカバーでチェーンハズレを防止か。

チェーンリング(フロントクランク)の歯数は増やしたほうがいい。純正のクランクセットが装着できるかネットに情報もなく不明だが試してみたい。リアスプロケットは多分ボスフリー(フリーカセット)ではないだろうがトップ14Tを減らしたい、減らそうとするとホイールを交換して8-11S化するのが早そうだが大掛かりになりそうだ。ダホンやターンの中古純正品が個人間取引で安く手に入るなら良さそうだ。

あとは主にハンドルやシートポストのアルミ化、シートの交換程度で軽量化だろうか。本体がスチールでどうしてもミッドキャビンがあるので重量を下げられないが高い位置の軽量化は重心を下げることができる。

お金をかけるのであれば軽量ホイールの導入と駆動系を剛性持たせるため入れ替え。軽量化は各パーツのアルミ化程度だろう。どうせ速度を出す自転車ではないので中華カーボンを入れて遊ぶ程度だろう。25,000円の自転車なので何かを変えた瞬間に車体を超えてしまうのが悩みどころだ。なんなら十分レベルなライト前後と鍵と空気入れとヘルメット、グローブ、ドリンクホルダーなどを購入したら車体代くらい行くだろう。

ドッペルギャンガー ロードヨット 330を購入

現物は極稀に街中で見かけたのでそこで確認させていただいた。怪しまれないように一瞬しか確認できなかったけど。基本はネット通販で自分で一部組み立てる必要がある。自分は公式サイトからもリンクがあったamazon.co.jpで購入した。カラーはホワイト。どの色も可愛らしいです。

ドッペルギャンガー ロードヨット 330のインプレ・レビュー

ロードヨット330もリア周り
ドッペルギャンガー ロードヨット330 ミニベロ。このロゴの部分が可愛らしい。

見た目が可愛い。遠目に見てもかわいい。やっぱりミニベロはかわいい。ミッドキャビンはロードヨット330を知らない人だと気づかないのではないか?

思ったより快適に乗れる。太めのタイヤと鉄フレームも相まって乗り心地は良い。平地であれば車重を感じさせないが上り坂は問題なく登れるが進まない感じはする。20インチのミニベロなので取り回しは楽。ただ持ち上げようとすると重要を感じる。

シートポストはロードバイクなどの適正よりも若干下げる程度にした。両足つま先がつく程度。踵でペダルを踏み込むと若干膝が曲がる程度。ハンドルは前傾姿勢である必要はないのでポジションが取りやすい高さに設定した。

ギア比はやはり足りない。ゆっくり走る分にはよいが、速度を出そうとするとすぐにギアが足りなくなるし、長めの下り坂だと回しきってしまう。

速度を出す自転車ではないがフロントのチェーンリングは歯数を増やしたほうが良いだろう。大体7段変速の6か7の固定になるだろう。フロントのチェーンリングを52Tにすると大体4か5くらいが同等だろうからかなり使い勝手は良くなると思う。

ブレーキはVブレーキだがきちんと効きます。変速はメーカー出荷時のセッティングもあるとおもうが非常にスムーズ。7から一気に1(ロー)に変速できてしまうくらい。操作に慣れる必要はあるがストレスはまったくない。

ミッドキャビンは形状がやや歪曲しているため、シティサイクルの前カゴみたいな収納しやすさはない。収納面積を使い切れない感じ(入り口がやや狭いので下に空間が出てしまう)。入れ方の工夫が必要ではあるが便利。入れ方は使っているうちに慣れるだろう。

ドッペルギャンガー ロードヨット330の総評

普段使いのシティサイクル(ママチャリ)としてはよい自転車だと思いました。スポーツタイプの走行速度帯でなければ非常に快適。所有しているGIANT idiom1と一緒に走るのは若干厳しい。

気になる点としては組み立てが必要なのがハードルが高いのとフレーム含めてスチールが多く錆びやすいはずなので定期的なメンテナンスはしてあげたほうがよいだろう。

ドッペルギャンガー ロードヨット330のカスタムなど

(カスタム用のメモです)

リアエンド幅は135mm。クランク長は152mm。シートポストはφ28.6×400mm。タイヤサイズ20×1.75inch。ホイールをフリーボディーのものに交換して9Sカセット、9Sディレイラー、9Sシフターに交換したいが本体2万円程度の自転車にホイール込で5万円くらいのカスタムはいかがなものかと思い尻込みしている。

この記事を書いた人

hey

飽き性で色々なことに手を出しています。食べ歩きと買い物が趣味です。